ベッテル2位…(私が)失意のカナダGP

わーわーわー!お久しぶりの投稿です。
そんでもってやっぱりネタはF1です。

カナダGPご覧になりましたか?!ベッテルの幻の優勝!!

色んな方の色んな意見を目にして、それぞれ一理あるとは思いますが、、、私はあれはレーシングインシデントでいいんじゃないかと考える派です。どうしても5秒ペナルティに相当するような動きだったとは思えない。

だってベッテルはあれ以上はできない状況だったし、ハミルトンに減速および回避を強いたのは事実なんだろうけれど、お互いがインシデントに関してベストを尽くし接触も何も起こらずに済んだ。


これぞトップドライバー!というシーンを目にしてすごいすごいと胸を熱くして見ていたのに、ペナルティだなんて。トップでチェッカーを受けたのに、2位だなんて。


確かにベッテルのミスは、通常であれば順位が入れ替わってしまうレベルのもの。だけどジルビルヌーブサーキットのコース特性とか取らざるを得なかったマシンコントロールとか付随する反射行動とか、まさにあのときあの場面にだけ重なり合った事象の足し算があのポジションキープの結果をもたらした。

ベッテルはマシンを保持するのに精一杯、ハミルトンは引かなければコントロール不能の相手マシンの想定外の動きにもっと危険になり得た。どちらもあれ以上の無理をしたらクラッシュしてしまう可能性が高かった。

つまりあれがレーシングドライバーとしての2人の本能が作り出した最良の結果だと私は思った。
なのに、なのに、どうしてこれがレーシングインシデントではなくて危険行為になるの???!!!


コントロール下にあろうがなかろうが危険は危険、という意見もある。

じゃあ完璧なマシンと完璧なドライバーじゃないとレースしちゃダメ?不利なコンディションでもプッシュするからレースは面白くなる。マシンのコントロールを失いかねないからこれ以上プッシュできない、しない、なんてただのパレードにしかならないしファンはそんなもの求めていないんだよ。


念のため書いておくと私は今回自分が超がつくほどベッテルファンなんだということを再認識させられたけど、ハミルトンは何も悪くないし彼に悪い感情も持っていない。むしろ超回避したセンスとか相変わらず脱帽するし、ミスさせるほどプレッシャーをかけ続けたことがさすがとしか言いようがない。

メルセデスはスタート前にトラブルもあったのに、それでいてあの完璧な仕上がりとレース運びはもう本当にチーム全体として最強レベル。止まらないシルバーアローの連勝はどこまで続くんだろうか。


ベッテルが久々のポールを取ったときはむちゃくちゃうれしかった。17戦ぶりとかって聞いて、そんなになるのかと驚きもした。と同時にポールトゥウィンを心の底から強く願った。

こんなに後味の悪い決勝になって残念で仕方がないです。怒り、悲しみ、失望・・・感情がごちゃまぜな感じ。

あんまりこういうことは言いたくないけど、今回の件に関してはFIAとスチュワードに腹が立ったし反感を持ちました。こんなにエキサイトなレースを台無しにしやがって、と。
5秒ペナなしでコース上でハミルトンに抜かれての2位だったら何も文句はないけど、ベッテルのこんな2位は見たくなかったです。本当に、、、


ベッテルの無線の叫び、チェッカー後のマシン停止の抵抗、順位の看板入れ替えの主張、どれも人間味があって私は大好きです。

そして何より、ルイスがポディウムのてっぺんにセブと一緒に乗ろうとしてくれたこと、ルイスにブーイングした観客にセブがやめてと制するコメントをしたこと、2人ともかっこいいし人としてスポーツマンとして素晴らしい姿でした。互いをリスペクトするってこういうことなんだなぁ。
ルクレールもセブに気を遣ってか、控えめなシャンパンファイトでしたね。みんなのそういうところ好きです。


色々書いてきたけど、別にメルセデスやルイスが気にくわないとかそんなんじゃ全然ないです。バチバチにチャンピオン争いするF1が見たい!次こそ勝ってねセブ!

レッドブルももっと上位に絡んできてくれていいんだぞ。


最後にどうでもいいけど・・・
ウッドチャックって英語だと「Groundhog」なんですね。F1公式ツイートとか見てて初めて知りました。

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