鬼滅の刃のアニメの美麗さに憂う

「これまたすごいや。」

「でも、、、相変わらず大変そうだなあ。」

これが私の鬼滅の刃アニメに対する感想です。


今期に刀鍛冶の里編をやっていますね。

毎回録画で見ているわたしですが、見るたびにその美麗な作画に惚れ惚れするとともに、ちょっとした心配の念も湧いてくるのです。

このクオリティが当たり前に求められているのって、しんどいだろうな。

ましてやこの先、平行線ではなく右肩上がりの出来を期待されるだろう。

柱をみんな原作以上に魅力的でカッコよく仕上げて、作品の人気を維持し続けるんだろう。

このままいくと最後の闘いなんて、どんなハイクオリティ作画になっちゃうんだろうね?

余計なお世話ながら、製作陣のプレッシャーはいかほどかと案じてしまいます。

作画崩壊なんてぜっっっっったい許されない作品になっちゃいましたよね。他のアニメとはもう格が違ってしまってる。

そんななかで期待に応え続けていることに賞賛の気持ちももちろんあります。


わたしは週刊少年ジャンプ愛読者でして、原作は本誌で読破したタイプです。単行本は未読です。

原作は当時話が進めば進むほどのめり込みました。大好きでした。

原作のどことなく侘び寂びが漂っているあの画風。素朴でありながら時につましく時におどろおどろしく。

そういう雰囲気とともに展開する物語に惹き込まれていったんです。

ただひたすら諦めない根性押し、だけじゃない。読んでいて強さと儚さがいつも背中合わせに同居しているような感覚が好きでした。

唯一無二、でした。


先に言い訳しておくと、わたしは決してアニメを批判したい訳ではありません。


多分、原作信者の類いではありますが。


その前提であえて言わせてもらうならば、アニメは今や美麗という要素が特段に飛び抜けすぎている感覚があるのです。


アニメ開始当初は原作の再現度、表現力に感激していたものですが、いつからか神作画の宿命でも背負っているかのよう。


TVなのにまるで映画並みってね。


戦闘シーンなんか重ねるごとに凄みが増しすぎて、最後の無惨戦までいったら本当に一体どうなってしまうのか。


くどいようですが要らぬ心配をしてしまいます。




なんにせよ、原作の持つ独特の趣きみたいなものがアニメにあまり感じられなくなってきたのは私だけでしょうか?


まぁ、、極端な話、ベースが同じ作品の別バージョンの表現作として楽しめばいいのかなと考えるようにしてます。


別物、いやリメイクとまで言ったら言い過ぎかな。


メディアミックスなど、人気作品になれば媒体も大量に絡んでくるから方針がそうさせたんだろうな。


そして需要と供給により、もうアニメはアニメでこのスタイルが確立されてここまで来てる。大成功なんだと思います。




あー、うーん、あれ?


なんかまとまりなくなってきたな。

わたしは最終的に何が言いたいんだろう。


ちょっと寂しいのかもしれないです。


素朴な鬼滅が懐かしい。


ジャンプでしか読んでないから、今度レンタルなり漫画喫茶なりで単行本の一気読みでもしようか。


あの懐かしさに会いに行ってみようかな。




色々書いてきましたが。


なんにせよ、アニメはこれからも見ますし原作とは違った趣向を楽しんでいきたいです。


製作陣の方々、大変でしょうけど、がんばって最後まで走り抜けてくださいね。


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