嫌韓煽るネットメディアの見出しが大嫌い
ちょっと腹立たしい気持ちのままに書くので、少し乱暴な文章になったらごめんなさい。と先に謝っておきます。
昨今ネットにはニュースサイトが膨大にありますが、ロクでもないのが多すぎる。
メディアは何がしたいの?アクセス数稼ぎに敵対心を煽るような見出しを付けて、それで本当に両者が険悪になってもお構いなしなんでしょうね。
先ほど見た胸くそ悪い具体例。
韓国ゴルファーがマスターズでパター破壊!でも来年の出場権獲得できたからOK!
みたいな見出しタイトルをつける訳ですよ。
そしたら案の定コメントにアホほど韓国ヘイトが集まる。同類だらけなので誰も違和感を覚えない。誘導されているようなもんなのに。
ゴルフでパターを始めとするクラブを試合中に選手が怒りに任せて壊しちゃうっていうのは、時折あるんです。別に韓国だけじゃなく。アメリカ人ゴルファーでもスペイン人ゴルファーでも北アイルランド人ゴルファーでも。もちろん日本人ゴルファーも。
今回はマスターズというゴルフ界でも最高峰のメジャー大会の1つでやっちゃったのは確かに分が悪い。批判されて仕方ないことではある。
でも日本のメディアは他でもない韓国ゴルファーがやらかした感をとても強調してくる。他国ゴルファーだったらどうだったんだと。同じ論調で記事をわざわざ用意したか。
キム・シウという名前で何勝か上げているこの選手。第5のメジャーと呼ばれる大会も最年少で勝っている若手実力者なのだが、今回松山英樹選手が勝ったことで注目度増し増しのマスターズで悪者扱いにされてしまった。
普段あまりゴルフを見ない人にも悪印象で覚えられたかもしれない。良くないことをしたとはいえ、必要以上に嫌われてしまったなら可哀想だ。
違う方向から別の例を挙げる。
今度は称賛される側の内容で、マスターズ優勝した松山選手を直接祝うために帰途途中にあった米ゴルファーが会場に戻ってきたのだと。素晴らしいスポーツマンシップだなんだと良い話として書かれた記事だ。
この米ゴルファーとは韓国出身で米国籍のケビン・ナ選手。韓国が関係しているがタイトルにはそう書かないし、実際その場合にはあまりコメント数も伸びていないように見えた。
アジアンヘイトが問題視されるこの時期に、このエピソードは美談になる。美談というか、普通に人柄の良さとアジア人同士という仲間意識を感じられる気持ちのいい話題だ。
なのにここでなぜ見出しから韓国をアピールしないのかが意味不明。韓国の良い話はいらないのか?そしてコメントが少ない読者側も何だかなぁと思う。
みんなそんなに喧嘩したいわけ?
扇動されたような喧嘩で何か得られるものなんてあるのか?
メディアは事実を事実以上のものに装飾して負の感情を増幅してしまっている自覚や責任感はあるのか?
ネットはほんとロクでもないな。
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