【F1】最高にエモい2018シーズン最終戦

日本GP観戦記どうした!て感じですが、また先に書きたいことができてしまって・・・

だって、ついに終わってしまったんだもの。F1の2018年シーズンが。
そして私は今、F1観戦歴10年の中でなんだか最も感傷的になっているのです。こんなのは初めてだなぁというくらいに。

最終戦のアブダビGPは、チャンピオンシップ的には既にドライバーズもコンストラクターズも決定済み。だからって消化試合ってわけじゃあないけど、どこかリラックスめいた雰囲気も感じていました。


だけど、色んな人が最後なんですよね。
F1シートそのものを失う人、チームを移籍する人、そして必然的にこのチームでこのコンビっていうのが来年にはほとんど変わってしまう。

それは認識済みだったけど、いざ最終戦ってなって。


最大の注目の的は、もちろんアロンソ。
本人は「引退」とは言わないんだろうけど、実質的なラストランだろうってことで、F1界のみんなが送別ムードだった。

過去にもバトンだったりマッサだったり、結果を残してきたドライバーがこのレースで引退っていうちゃんと線引きされたフィナーレはいくつか見てきた。(バトンの場合はちょっとぼやかし入ってたけど)

その度にやっぱり寂しいなぁって思ったよ。


だけど、今回のアロンソを送り出す周りのみんなの言動は、なんか今まで見てきたそれ以上にグッとくるものがあった。
リバティが演出を補助してる部分もあるにはあるだろうけど、それでも愛されてるなぁってのが充分にひしひしと伝わってきて。

その最たるがハミルトンとベッテルがアロンソを挟んでの、3チャンピオンによるドーナツターン共演。なんて素晴らしい敬愛の表現だろう。


私がF1にハマったのが2008年後半なので、アロンソがチャンピオン獲った時期は見ていない。だけど、すごいドライバーだっていうのはF1見てれば嫌でも入ってくる情報だった。

だから私は今年、今までで一番の偉大なチャンピオンの幕引きを見て、実感が湧いて、それに感傷的になっているのかもしれない。

私は正直言って、マクラーレン・ホンダ時代のアロンソは好きじゃなかった。エンジンメーカーの地元で「GP2エンジン」と罵るなんて正気の沙汰じゃない。
だけど、別にそれ以外を除けば普通にすごいドライバーとして、無線が面白いキャラとして、勝ちを貪欲に追いかける情熱的なレーサーとして応援していたんだよ。

最終戦を見終わった瞬間は、インタビューとかドーナツとか良いシーンだったなってほっこりしている気持ちもあったのに、時間が経つにつれて名残り惜しくなってきてしまってもはやちょっと切ない。


こんな気持ちをなんていうんだろう。
そうだ、エモい。エモいではないか。


さっきも書いたけど、好きなコンビが来年見られなくなるのも寂しい。

フェラーリのベッテルとライコネン、レッドブルのリカルドとフェルスタッペン。ここは特に好きだったんだよ。ルノーのサインツも嫌いじゃなかった。
逆にあの暴れん坊ハースがコンビ継続っていうのは面白いけど。


アロンソ以外に居なくなる人↓。

オコン、言わずもがなもったいない(復帰の芽があるだけマシか)。
ハートレー、日本食好きのイイヤツキャラが惜しまれてしょうがない。
エリクソン、なんやかんやでネタ的に必要なエリクソンのせい。
バンドーン、GP2王者なのに色んな意味で不遇だったとしか。
シロトキン、たまに見せる速さをもう少し長い目で見てみたかった。

クビアトの復帰は嬉しいね。再々チャンスだから頑張って欲しい。


今年は私個人的に、近年の中では最もF1熱がヒートアップしたシーズンだった。
メルセデス対フェラーリ、Bリーグの混戦、トロロッソ・ホンダのムラのある速さ、結構1年を通じて面白くF1を観ていたと思う。
鈴鹿にも念願の木曜から現地参戦したしね。

そんな2018年シーズンが終わること自体が、完全燃焼みたいな抜け殻感を否応なく誘うのです。


色んな感情がここ数日でうずまいておる。

ただ1つ言えるのは、来年のレッドブル・ホンダは楽しみだ。
マックスとガスリーが喧嘩しなきゃいいけどねー

コメント

Related Posts Plugin for WordPress, Blogger...

このブログの人気の投稿

フェリエの動作不良は故障ではなかった

風呂の蛇口の水漏れは、自力で直せる!

急に買っちゃった!ノートパソコンASUS X200MAの感想

IQOSキットをイトーヨーカドーでゲットした話

ダイヤモンドウロコ取りは傷付きます。