【F1日本GP2018観戦記②】金曜日:どの席でも観れる(※)とか最高かよ
いかん、木曜日の観戦記は長くなり過ぎた。思い出すうち溢れだす想いと興奮のあまり書く手が止まらず。
もう少しサクサク行きましょう。サクサク。(いけるかな、自信ない)
今回は金曜日編です。
今日からいよいよF1マシンが走ります。胸が高まりますねぇ。
AM10時からフリー走行1回目。それまでに鈴鹿サーキットに着けばいいや的なノリで、あまりきっちり時間を決めずに、何となく昨日と同じ時間に四日市のホテルを出発しました。
近鉄四日市駅のホームにて、帽子やらTシャツやらF1グッズ着用の人がすでに結構目につく。かくいう私も昨日と違ってフェラーリキャップかぶっちゃってるので、そういう人たちの一部なんだけれども。
みんな内心思っているはず。
「おぬしもゆくのだな?」
ちなみに今日は現地で連れと合流する予定。相方の到着時間がはっきりしないので、連絡をもらい次第という感じです。
昨日同様8時半ぐらいに白子着。駅を出ると、昨日より俄然シャトルバス待ちの人増えてるわ!
そりゃあそうだ、今日から本格的にセッションが始まるのだから。
でも冷静に考えて、平日ですよ?それでこんだけの人が来るって。みんな仕事は?家庭は?学校は?野暮な疑問だが、なんだろう、うれしい。
昨日と同じく案外思ったよりバスが続々と来るので、行列を見たときに想像するよりかは早くバスに乗れました。素晴らしい。三重交通さんグッジョブ。
それにしても外国人の方がとても多い。アジア系が主流と思いきや色んな国々からたくさんいらっしゃってる感じしました。海外から日本への観光客増加はF1にも波及しているんだね!
そんなこんなでバスが目的地に到着。昨日と通っているルートが違う気がしていたけど、降りてみると、実際に昨日と場所が違う。だだっ広い駐車場らしきところ。
あれー?!
昨日はメインゲート真ん前まで連れてってくれたじゃないですかー!
しかしよく考えてみれば、利用者がこんなに増えて明日明後日もさらに増えるような状況で、確かにそんな待遇が続けられるわけがない。
臨時シャトルバスとしてはむしろ木曜が例外で、今日からの乗り降り場所が通常なんだと理解しました。
しかしここからの移動時間は考慮していなかったので、ちょっと早めに動いておいて良かった。メインゲートまで徒歩10分くらい?急げばもうちょっと短縮できるかな?
駐車場からゲートまでを歩く。この道中にもF1的装飾があって、これはこれで雰囲気あって好き。それらをカメラに収めたり寄り道したりしていたら、入場した頃には9時半ぐらいになっていました。
おぉっと、10時まであんまゆとりない!
メインゲートから鈴鹿サーキットに入り、この日はGPスクエアの方ではなくシケイン方面に直行しました。なぜってシケイン前あたりで観戦しようと考えていたから。
ちなみに私の購入したチケットの種類は「西エリアチケット」です。でも、金曜はそんなの関係ないんです。
お客さん!
F1日本GPを見に来るなら金曜は超オススメですぜ!
何と言っても観戦チケットさえ持っていれば一部を除くどの席で見てもOKという出血大サービスな金曜日!!
一部除く、を補足すると、V1・V2のグランドスタンド席やカメラマン専用席、VIP、パドッククラブが対象外で、それ以外のすべてが自由席となるんです。
私みたいな今年は西エリアチケットでチケット代をお安く抑えたような人にさえ、金曜は平等に与えられた素敵なご褒美デーなのだぁー!
念願の金曜初参戦なので、”見たい席で見る”、という体験自体が私も初めてなんです。
高額で手が出ずいつもは憧れの眼差しを向けることしかできなかった、あんな席やこんな席・・・。ふふふのふ。にやけますね。
私がココで見たい!と考える主な狙いはB2席とQ2席です。
B2席は1,2コーナー前、Q2席はシケイン前。それぞれどちらも背の高いスタンド席になっていて、俯瞰でコースが広く良く眺められると評判の席だと聞いていたので。
余裕があれば他も攻めたいなと思っている次第であります。
無事に10時までには余裕で「Q2席」の入り口に着きました。
鉄骨のスタンドの階段を上って席のエリアに出ると、目の前にはあのシケイン。
おぉぉぉ。
本当によく見える。シケイン手前あたりから最終コーナーあたりまで、見える範囲が広い。
上の方で且つ最終コーナー寄りの方が人気らしく、そちらはすでに多くの人が座っていました。人混みがちょっと苦手な私は、人の密度が高いところよりもやや空き気味の場所を選んで、着席。
ちょっと小雨が降ったりしたので、座席がちょい濡れ。こういうときにウェットティッシュは便利でいいぞ。雨自体はその後あまり降ることもなく、ドライだったのは良かった。雨は昨日でもう散々!
Q2席にはサーキットビジョンと呼ばれる大型モニター画面が真ん前にあり、そこに国際映像が流れはじめて、いつもTVで聞くあのテーマ曲も聞こえてきて、いよいよです。
そしてFP1セッション開始!
直接ガレージは見えないけど、F1サウンドが鈴鹿サーキットに響き渡り始める。ぞわり。F1サーカスが日本に来た、そして私も久々に鈴鹿に来た、その現実味が一気に体中を駆け巡る。
シケインに次々とF1マシンが現れ、そして通過。
減速ポイントなので車が良く見えること良く見えること。最終コーナーに向けて加速し甲高く鳴るエンジン音もまた良し。
さすがにまだFP1序盤だから、シケイン手前でそれほど突っ込んでくる人はまだいないかなと思って見ていたら、、、いた!誰だ?リカルド!なんか納得。
そのうちブレーキングで失敗してシケインカットしたりスモークあげたりする車もいたりして、これぞザ・シケイン!的な光景を楽しみました。
一旦、全車がピットガレージに引っ込んだタイミングで、連れとメールのやり取り。
白子には着いたがFP1に間に合うかどうかはシャトルバス次第とのことで、割り切って合流はFP1終了後で決定。
私は少し悩んだ挙句、場所を移動することに決めました。
セッションもちょうど半分くらいの時間だし、今日のどこでも見られるメリットを最大限に活用したく、もう1箇所別のところで見たい。
よし、思い切ってヘアピン「I席」に行こう!
I席は西エリア内にあって唯一西エリアチケットで観戦できない、人気の指定席。でも指定席というのはあくまで土日の話であって、金曜は自由席だからね。
何年か前に某可夢偉選手がオーバーテイクしまくって人気のヘアピン。ちょっと遠そうだけど、興味あるから頑張って移動しよう。
実際にシケインからヘアピンまで結構歩いたけど、途中130Rとか各所でいちいち興奮、足止めしながらの移動だったんで、あまり気にならなかった。
I席到着。ていうか満席具合いにビビる。
もう入口に人が若干溢れているような状態で、せっかく来たのに入れないのか?!でも引き返すわけにもいかないんだ!と強引にエリア内に突撃。
座れる席などパッと見るからになさげで、背面の壁沿いにギリ細身1人分入り込めるスペースを何とか見つけて立ち見ポジゲット。周りの立ち見はゴツイレンズのカメラマンだらけだったけど、その中でうっすいデジカメやスマホで写真を撮る私w
しかし、ヘアピンって実際に近くで見るとこんなに高低差あるんだー!ってビックリしました。コーナー出口の方が思った以上に高いの。
探り探りなのか車の特性ゆえなのか、各車ライン取りや加速タイミングも違ったりして。F1マシンの挙動をまじまじと眺められるヘアピンでした。
そしてFP1終了ー。
さて、連れと合流だ。
相方はどうやらFP1セッション内に着いたようで、最終コーナー前のS席かR席らへんで最後の方を少し見れたらしい。良かった。
集合場所を聞かれて、次のFP2に向けてグラスタ方面に戻るつもりがあったので「GPスクエアのロレックス時計の前で」と回答。
しかし遠い・・・さっきは途中で止まったりしながらだったけど、今は一気にヘアピンからシケイン通過してGPスクエア・・・。集合場所、まずは観覧車あたりにすれば良かった。。。
無事合流。軽い汗だく。
ちなみに相方曰く、「自分が知ってる場所を相手も知ってると思うな」。ロレックス時計が最初「?」だったらしいですw
そういやグラスタ裏の飾りが木曜から金曜になって増えてた。多分。ドライバーの顔が横にずらーっと並んだやつ、あれ昨日はなかった気がするなぁ。
なんにせよ周りの雰囲気が増々盛り上がってきてるようで、それだけで楽しくなった。
軽食でお昼を済ませ、さぁ、次のFP2に向けて早目に向かうぞ。
お目当ての「B2席」に来ました。
これまた席にあがってみると広々とした光景。
1,2コーナーが目前なのはもちろんのこと、S字の方も充分見えて、個人的には鈴鹿サーキットの良いとこどり!って印象だった。気持ちいい。
ここB2エリア自体は広くて野球のスタンド席みたいにやや扇状にそそり立つような形状。
中でも1コーナー寄り&ちょい下目が人気高し。1コーナー側の端の区画とかかなり満席でした。メインストレートからの高速コーナリング見れるから確かに良さげではあるな、うん。
でも例によって私は空いている場所を好むので、左右的には真ん中ぐらいの、やや上の方の席をチョイス。
まぁでもセッション開始する頃にはB2全体がそこそこ混みました。さすがの人気席なので仕方なし。
FP2スタート。
ちなみにですね、私の過去2回の鈴鹿観戦は、「E席(逆バンク)」と「C席(S字)」。だからと言っては何ですが、S字自体にはこれがS字ぃ!というほどの興奮はなくw
しかし今年のF1マシンは速いというのが分かる気がした。驚くほどのスピード感で入ってくる1、2コーナーからの流れるようにして少し上っていくS字。コーナー単体じゃなく繋げて見るからこそ感じる面白み。
S字はちょっと知ってる気でいたけど、ここから見るそれは何だか新鮮だったのでした。
しかしやはり金曜の自由席を余すところなく満喫したい私、ちょっと移動することに。
まずちらりと「B1席」を覗き見。
B2と同じ横位置だけど高さ的に低くなりコースが近くなるので、迫力が増す。少しフェンスがかかる視界にはなるし、俯瞰で見られる感じではなくなりそうだけど、これはこれでアリ。
次に、メインストレート終盤、1コーナー手前の「A1席」を目指す。
遠目に見てA1席も満席気味だったけど、一番前の一番端が空いているのが見えていたので、じゃあせっかくだし行っておこうと。
そして向かっている途中、道のすぐ横をガンガンにF1マシンが走り抜けていく大音量のエンジン音にテンションが上がりまくる。フェンスで全体像は見えないけどギュンギュン猛スピードで駆ける物体の存在感。
なんだこれ!めちゃ速ぇ!
勇み足でA1席の希望の端っこ席に座る。
もちろんがっつりフェンス越しだけど、これは・・・近い!
コースが、F1マシンが、近いよ!速いよ!迫力が大迫力だよ!!すげーやべー、すげーカッコイイィィ!!!!
FP2も最後らへんなのでどのドライバーも絶賛走り込み中。
次々と何台もが連なって、目の前を轟音で走り去る。一瞬で視界に入っては一瞬で消える。
メインストレート終盤てことで多分時速300km超えとかなのでしょう。やばいですね。
移動自体が遅めだったのであっという間にA1席での観戦は終わってしまった。
先に言ってしまうと、木曜~日曜の4日間の中で、このときが最もF1を感じたのは間違いない。体がビリビリしてスリリングでダイナミックでたまらない。
A1席、イイネ!
俯瞰や低速もいいけど、私は近さと速さと迫力の方が好きなんだなと、この日認識したのでした。
ていうか金曜最高!
これだけ色んな席で見られたからこそ、色んな感想がある。ありがとうフリーダム金曜!
あぁ、今回のブログもうすでにじゅうぶん長くなっている・・・
あとはセッション後のひととき談を。
FP1、FP2というメインイベントが終わった今、もうこのまま帰る方向でも良かった。が、明日からまたお客さんも増えるだろうし今日の空いてるうちにもう少しぶらつくことにしました。
さっきはただ通過しただけのシケインオアシスに行ってみたり。各所で記念撮影してみたり。
そうこうしていたらレジェンドデモランというイベント名目で昔のF1マシンがコースを走りだして、やっぱり音が違う!!と息巻いて見に行ってみたり。
最後に、F1ファンゾーンというブースの、ピットストップチャレンジ、つまりタイヤ交換を体験するイベントに参加してみました。
どうやら3人1組での参加ですが、私たちは2人。それでも参加できるか聞いてみたらOK。スタッフさんが1人参加を声掛けで募るとすぐ見つかり即席3人組の出来上がり。
このタイヤ交換チャレンジは、3人1組のグループが3組同時で実施しタイムを競い合うという体制で行われていました。
並んでいる人数の割には回転が良くなく想像より待ち時間が長かったけど、いよいよ自分たちの番になりそれぞれの役割を決める。
役割は、①タイヤ外し担当、②ホイールナット担当、③タイヤ嵌め担当、の3つ。
どうせやるならホイールガンを扱ってみたくて、私が②をやることに他2人も賛同してくれた。
しかし、いざ練習をやってみるとホイールガンは単純に重いし、外したナットは転げ落ちそうになるし、タイヤ交換後もナット締めがどうしてもしっくりハマらない!!
あまりに私が苦戦するので係りの人が確認しにきて、結果的にナットの消耗もあったらしく部品交換してくれたけど、それでもさっきよりちょっとマシになった程度で、やっぱり締めがなかなかうまくいかない。
本番になって3組での同時実施&タイム計測!
はい、私のナット締めが遅くて最下位でしたー!
ごめんね2人とも。。。
ちなみに後で知ったけど、これの優勝賞品はパドックパスだったらしい。金土日にわたってどんくらいの組数が参加するか想像つかないけど、優勝ってかなり大変そう。ガチでチーム組んでガチで挑む気概がないと良いタイムなど出ないっ。
あ、あとこのF1ファンゾーンには、Eスポーツの部門もありました。つまりレースゲームで鈴鹿を走ってタイムを競うってやつね。こちらも優勝者にはパドックパスと聞いた。
なかなか面白い趣向のイベントだなとは思いました。リバティになってからの企画なんかな?
とはいえそろそろやることがなくなってきたので、帰ることにした。
シャトルバス乗り場に着いて、そこそこの待ち行列はあったけど、おなじみの意外と早く乗れるパターン。
さぁ四日市に帰って体を休めよう。日本GPはまだ2日も残されているのだから。
そして明日は、イベント的スケジュール的におそらく4日間で最も長い1日になると思われる。。。
毎度長くなってすいません。
土曜編に続く。
もう少しサクサク行きましょう。サクサク。(いけるかな、自信ない)
今回は金曜日編です。
今日からいよいよF1マシンが走ります。胸が高まりますねぇ。
AM10時からフリー走行1回目。それまでに鈴鹿サーキットに着けばいいや的なノリで、あまりきっちり時間を決めずに、何となく昨日と同じ時間に四日市のホテルを出発しました。
近鉄四日市駅のホームにて、帽子やらTシャツやらF1グッズ着用の人がすでに結構目につく。かくいう私も昨日と違ってフェラーリキャップかぶっちゃってるので、そういう人たちの一部なんだけれども。
みんな内心思っているはず。
「おぬしもゆくのだな?」
ちなみに今日は現地で連れと合流する予定。相方の到着時間がはっきりしないので、連絡をもらい次第という感じです。
◆臨時シャトルバスに変化
昨日同様8時半ぐらいに白子着。駅を出ると、昨日より俄然シャトルバス待ちの人増えてるわ!
そりゃあそうだ、今日から本格的にセッションが始まるのだから。
でも冷静に考えて、平日ですよ?それでこんだけの人が来るって。みんな仕事は?家庭は?学校は?野暮な疑問だが、なんだろう、うれしい。
昨日と同じく案外思ったよりバスが続々と来るので、行列を見たときに想像するよりかは早くバスに乗れました。素晴らしい。三重交通さんグッジョブ。
それにしても外国人の方がとても多い。アジア系が主流と思いきや色んな国々からたくさんいらっしゃってる感じしました。海外から日本への観光客増加はF1にも波及しているんだね!
そんなこんなでバスが目的地に到着。昨日と通っているルートが違う気がしていたけど、降りてみると、実際に昨日と場所が違う。だだっ広い駐車場らしきところ。
あれー?!
昨日はメインゲート真ん前まで連れてってくれたじゃないですかー!
しかしよく考えてみれば、利用者がこんなに増えて明日明後日もさらに増えるような状況で、確かにそんな待遇が続けられるわけがない。
臨時シャトルバスとしてはむしろ木曜が例外で、今日からの乗り降り場所が通常なんだと理解しました。
しかしここからの移動時間は考慮していなかったので、ちょっと早めに動いておいて良かった。メインゲートまで徒歩10分くらい?急げばもうちょっと短縮できるかな?
駐車場からゲートまでを歩く。この道中にもF1的装飾があって、これはこれで雰囲気あって好き。それらをカメラに収めたり寄り道したりしていたら、入場した頃には9時半ぐらいになっていました。
おぉっと、10時まであんまゆとりない!
◆どこでも見れる!金曜日の醍醐味
メインゲートから鈴鹿サーキットに入り、この日はGPスクエアの方ではなくシケイン方面に直行しました。なぜってシケイン前あたりで観戦しようと考えていたから。
ちなみに私の購入したチケットの種類は「西エリアチケット」です。でも、金曜はそんなの関係ないんです。
お客さん!
F1日本GPを見に来るなら金曜は超オススメですぜ!
何と言っても観戦チケットさえ持っていれば一部を除くどの席で見てもOKという出血大サービスな金曜日!!
一部除く、を補足すると、V1・V2のグランドスタンド席やカメラマン専用席、VIP、パドッククラブが対象外で、それ以外のすべてが自由席となるんです。
私みたいな今年は西エリアチケットでチケット代をお安く抑えたような人にさえ、金曜は平等に与えられた素敵なご褒美デーなのだぁー!
念願の金曜初参戦なので、”見たい席で見る”、という体験自体が私も初めてなんです。
私がココで見たい!と考える主な狙いはB2席とQ2席です。
B2席は1,2コーナー前、Q2席はシケイン前。それぞれどちらも背の高いスタンド席になっていて、俯瞰でコースが広く良く眺められると評判の席だと聞いていたので。
余裕があれば他も攻めたいなと思っている次第であります。
◆FP1はQ2席と…?
無事に10時までには余裕で「Q2席」の入り口に着きました。
鉄骨のスタンドの階段を上って席のエリアに出ると、目の前にはあのシケイン。
おぉぉぉ。
本当によく見える。シケイン手前あたりから最終コーナーあたりまで、見える範囲が広い。
上の方で且つ最終コーナー寄りの方が人気らしく、そちらはすでに多くの人が座っていました。人混みがちょっと苦手な私は、人の密度が高いところよりもやや空き気味の場所を選んで、着席。
ちょっと小雨が降ったりしたので、座席がちょい濡れ。こういうときにウェットティッシュは便利でいいぞ。雨自体はその後あまり降ることもなく、ドライだったのは良かった。雨は昨日でもう散々!
Q2席にはサーキットビジョンと呼ばれる大型モニター画面が真ん前にあり、そこに国際映像が流れはじめて、いつもTVで聞くあのテーマ曲も聞こえてきて、いよいよです。
そしてFP1セッション開始!
直接ガレージは見えないけど、F1サウンドが鈴鹿サーキットに響き渡り始める。ぞわり。F1サーカスが日本に来た、そして私も久々に鈴鹿に来た、その現実味が一気に体中を駆け巡る。
シケインに次々とF1マシンが現れ、そして通過。
減速ポイントなので車が良く見えること良く見えること。最終コーナーに向けて加速し甲高く鳴るエンジン音もまた良し。
さすがにまだFP1序盤だから、シケイン手前でそれほど突っ込んでくる人はまだいないかなと思って見ていたら、、、いた!誰だ?リカルド!なんか納得。
そのうちブレーキングで失敗してシケインカットしたりスモークあげたりする車もいたりして、これぞザ・シケイン!的な光景を楽しみました。
一旦、全車がピットガレージに引っ込んだタイミングで、連れとメールのやり取り。
白子には着いたがFP1に間に合うかどうかはシャトルバス次第とのことで、割り切って合流はFP1終了後で決定。
私は少し悩んだ挙句、場所を移動することに決めました。
セッションもちょうど半分くらいの時間だし、今日のどこでも見られるメリットを最大限に活用したく、もう1箇所別のところで見たい。
よし、思い切ってヘアピン「I席」に行こう!
I席は西エリア内にあって唯一西エリアチケットで観戦できない、人気の指定席。でも指定席というのはあくまで土日の話であって、金曜は自由席だからね。
何年か前に某可夢偉選手がオーバーテイクしまくって人気のヘアピン。ちょっと遠そうだけど、興味あるから頑張って移動しよう。
実際にシケインからヘアピンまで結構歩いたけど、途中130Rとか各所でいちいち興奮、足止めしながらの移動だったんで、あまり気にならなかった。
I席到着。ていうか満席具合いにビビる。
もう入口に人が若干溢れているような状態で、せっかく来たのに入れないのか?!でも引き返すわけにもいかないんだ!と強引にエリア内に突撃。
座れる席などパッと見るからになさげで、背面の壁沿いにギリ細身1人分入り込めるスペースを何とか見つけて立ち見ポジゲット。周りの立ち見はゴツイレンズのカメラマンだらけだったけど、その中でうっすいデジカメやスマホで写真を撮る私w
しかし、ヘアピンって実際に近くで見るとこんなに高低差あるんだー!ってビックリしました。コーナー出口の方が思った以上に高いの。
探り探りなのか車の特性ゆえなのか、各車ライン取りや加速タイミングも違ったりして。F1マシンの挙動をまじまじと眺められるヘアピンでした。
そしてFP1終了ー。
◆セッションの合間
さて、連れと合流だ。
相方はどうやらFP1セッション内に着いたようで、最終コーナー前のS席かR席らへんで最後の方を少し見れたらしい。良かった。
集合場所を聞かれて、次のFP2に向けてグラスタ方面に戻るつもりがあったので「GPスクエアのロレックス時計の前で」と回答。
しかし遠い・・・さっきは途中で止まったりしながらだったけど、今は一気にヘアピンからシケイン通過してGPスクエア・・・。集合場所、まずは観覧車あたりにすれば良かった。。。
無事合流。軽い汗だく。
ちなみに相方曰く、「自分が知ってる場所を相手も知ってると思うな」。ロレックス時計が最初「?」だったらしいですw
そういやグラスタ裏の飾りが木曜から金曜になって増えてた。多分。ドライバーの顔が横にずらーっと並んだやつ、あれ昨日はなかった気がするなぁ。
なんにせよ周りの雰囲気が増々盛り上がってきてるようで、それだけで楽しくなった。
軽食でお昼を済ませ、さぁ、次のFP2に向けて早目に向かうぞ。
◆FP2はB2席と…?
お目当ての「B2席」に来ました。
これまた席にあがってみると広々とした光景。
1,2コーナーが目前なのはもちろんのこと、S字の方も充分見えて、個人的には鈴鹿サーキットの良いとこどり!って印象だった。気持ちいい。
ここB2エリア自体は広くて野球のスタンド席みたいにやや扇状にそそり立つような形状。
中でも1コーナー寄り&ちょい下目が人気高し。1コーナー側の端の区画とかかなり満席でした。メインストレートからの高速コーナリング見れるから確かに良さげではあるな、うん。
でも例によって私は空いている場所を好むので、左右的には真ん中ぐらいの、やや上の方の席をチョイス。
まぁでもセッション開始する頃にはB2全体がそこそこ混みました。さすがの人気席なので仕方なし。
FP2スタート。
ちなみにですね、私の過去2回の鈴鹿観戦は、「E席(逆バンク)」と「C席(S字)」。だからと言っては何ですが、S字自体にはこれがS字ぃ!というほどの興奮はなくw
しかし今年のF1マシンは速いというのが分かる気がした。驚くほどのスピード感で入ってくる1、2コーナーからの流れるようにして少し上っていくS字。コーナー単体じゃなく繋げて見るからこそ感じる面白み。
S字はちょっと知ってる気でいたけど、ここから見るそれは何だか新鮮だったのでした。
しかしやはり金曜の自由席を余すところなく満喫したい私、ちょっと移動することに。
まずちらりと「B1席」を覗き見。
B2と同じ横位置だけど高さ的に低くなりコースが近くなるので、迫力が増す。少しフェンスがかかる視界にはなるし、俯瞰で見られる感じではなくなりそうだけど、これはこれでアリ。
次に、メインストレート終盤、1コーナー手前の「A1席」を目指す。
遠目に見てA1席も満席気味だったけど、一番前の一番端が空いているのが見えていたので、じゃあせっかくだし行っておこうと。
そして向かっている途中、道のすぐ横をガンガンにF1マシンが走り抜けていく大音量のエンジン音にテンションが上がりまくる。フェンスで全体像は見えないけどギュンギュン猛スピードで駆ける物体の存在感。
なんだこれ!めちゃ速ぇ!
勇み足でA1席の希望の端っこ席に座る。
もちろんがっつりフェンス越しだけど、これは・・・近い!
コースが、F1マシンが、近いよ!速いよ!迫力が大迫力だよ!!すげーやべー、すげーカッコイイィィ!!!!
FP2も最後らへんなのでどのドライバーも絶賛走り込み中。
次々と何台もが連なって、目の前を轟音で走り去る。一瞬で視界に入っては一瞬で消える。
メインストレート終盤てことで多分時速300km超えとかなのでしょう。やばいですね。
移動自体が遅めだったのであっという間にA1席での観戦は終わってしまった。
先に言ってしまうと、木曜~日曜の4日間の中で、このときが最もF1を感じたのは間違いない。体がビリビリしてスリリングでダイナミックでたまらない。
A1席、イイネ!
俯瞰や低速もいいけど、私は近さと速さと迫力の方が好きなんだなと、この日認識したのでした。
ていうか金曜最高!
これだけ色んな席で見られたからこそ、色んな感想がある。ありがとうフリーダム金曜!
◆ピットストップチャレンジ体験
あぁ、今回のブログもうすでにじゅうぶん長くなっている・・・
あとはセッション後のひととき談を。
FP1、FP2というメインイベントが終わった今、もうこのまま帰る方向でも良かった。が、明日からまたお客さんも増えるだろうし今日の空いてるうちにもう少しぶらつくことにしました。
さっきはただ通過しただけのシケインオアシスに行ってみたり。各所で記念撮影してみたり。
そうこうしていたらレジェンドデモランというイベント名目で昔のF1マシンがコースを走りだして、やっぱり音が違う!!と息巻いて見に行ってみたり。
最後に、F1ファンゾーンというブースの、ピットストップチャレンジ、つまりタイヤ交換を体験するイベントに参加してみました。
どうやら3人1組での参加ですが、私たちは2人。それでも参加できるか聞いてみたらOK。スタッフさんが1人参加を声掛けで募るとすぐ見つかり即席3人組の出来上がり。
このタイヤ交換チャレンジは、3人1組のグループが3組同時で実施しタイムを競い合うという体制で行われていました。
並んでいる人数の割には回転が良くなく想像より待ち時間が長かったけど、いよいよ自分たちの番になりそれぞれの役割を決める。
役割は、①タイヤ外し担当、②ホイールナット担当、③タイヤ嵌め担当、の3つ。
どうせやるならホイールガンを扱ってみたくて、私が②をやることに他2人も賛同してくれた。
しかし、いざ練習をやってみるとホイールガンは単純に重いし、外したナットは転げ落ちそうになるし、タイヤ交換後もナット締めがどうしてもしっくりハマらない!!
あまりに私が苦戦するので係りの人が確認しにきて、結果的にナットの消耗もあったらしく部品交換してくれたけど、それでもさっきよりちょっとマシになった程度で、やっぱり締めがなかなかうまくいかない。
本番になって3組での同時実施&タイム計測!
はい、私のナット締めが遅くて最下位でしたー!
ごめんね2人とも。。。
ちなみに後で知ったけど、これの優勝賞品はパドックパスだったらしい。金土日にわたってどんくらいの組数が参加するか想像つかないけど、優勝ってかなり大変そう。ガチでチーム組んでガチで挑む気概がないと良いタイムなど出ないっ。
あ、あとこのF1ファンゾーンには、Eスポーツの部門もありました。つまりレースゲームで鈴鹿を走ってタイムを競うってやつね。こちらも優勝者にはパドックパスと聞いた。
なかなか面白い趣向のイベントだなとは思いました。リバティになってからの企画なんかな?
◆帰途につく
いやーこんなにブースを見て回ったり実際に参加したりしたのも、今年が初めて。目標通りめいっぱい楽しんでおります。とはいえそろそろやることがなくなってきたので、帰ることにした。
シャトルバス乗り場に着いて、そこそこの待ち行列はあったけど、おなじみの意外と早く乗れるパターン。
さぁ四日市に帰って体を休めよう。日本GPはまだ2日も残されているのだから。
そして明日は、イベント的スケジュール的におそらく4日間で最も長い1日になると思われる。。。
毎度長くなってすいません。
土曜編に続く。
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