映画「サマーウォーズ」のあの爽やかさがたまらない
先週金曜ロードショーでやっていたアニメ映画、「サマーウォーズ」。
細田守監督の新作「バケモノの子」公開記念として、3週連続で同監督の作品を放送するということらしく、その第1弾がこの「サマーウォーズ」でした。
リアルタイムでは見れないので録画しておいたのですが、それを本日やっと時間を取って見ることができました。
細田守監督の新作「バケモノの子」公開記念として、3週連続で同監督の作品を放送するということらしく、その第1弾がこの「サマーウォーズ」でした。
リアルタイムでは見れないので録画しておいたのですが、それを本日やっと時間を取って見ることができました。
感想第一声。
さわやか~。o O
なんだろうね、あの見終わった後の清々しい感じ。
大袈裟かもしれないけど心が洗われるようなそんな気持ちになる。
◆ 「サマーウォーズ」は後味が魅力
この映画、すごく好きです。
以前にも観たことはあるんですが、少しうろ覚えで、確か好きだった記憶だったので録画しておきました。
そしてもう一回観て、かなりお気に入り作品だなと再認識した!
私的には映画って後味みたいなものが結構重要な気がしているんだけど、この映画はそれが抜群に良いです。
今まさにそれを味わいながらこれを書いてます。
もちろん舞台設定やストーリーだって面白いし、絵も色彩もキレイ。
全体的に現実離れしていないところに親しみなんかも湧いてくる。
昔ながらの田舎の広大な敷地にある陣内家の豪邸と大家族、それと相反するOZ(オズ)という名のインターネット仮想世界。
実際にあり得るんだけど、そのあまりにも対極の位置にある2つの対比がとても印象的でした。
それら2つが織りなす展開の描き方もまた見事で。
本当に、色んな要素で観ている最中もまったく飽きさせない作品ですよね。
◆ カズマくんに共感
そして物語では、人工知能のAIにOZが乗っ取られてしまう。
そんな緊急事態中でのサカエおばあちゃんの人脈を駆使した行動力はとてもカッコ良かったです。
こんなおばあちゃんだったら、尊敬してしまうかもしれない。
そして、そんなおばあちゃんの元に集まった人たちだからこそ、現実世界だろうと仮想世界だろうと関係なく、あんな風に一致団結できるのかなぁ。と思いました。
私は正直、現代寄りの考え方というか、そういう人間で。
昔ながらの人付き合いとか親戚の集まりとか、そういうのは苦手なんです。。。
このアニメの中に出てきたような誰かの誕生日会の大家族&大親戚の集まりなんて、多分現実に召集されたら私はきっと辟易してしまう(笑)
まさに作中のカズマくんみたいな態度や接し方になってしまうでしょうね。
あそこまでネットマスターにはなれないですけど(笑)
そんな私でも、この陣内一族のガッツは見ていて嫌いじゃなかった。
きっとカズマくんも同じで、最初は1人でいたけど気付けば皆と一緒に闘ってた。
若干彼にに自己投影してるかもですけど、誰かに期待されて行動して、そこで失敗したり負けたりしても誰かの協力やフォローがあってまた立ち上がれる。
そういうの見てていいなぁって思いました。
◆ ハッピーエンドの爽やかさ
結局のところ、OZの世界で生活する大勢のアカウントだって、どんなアバターをかぶっていても所詮中身は現実の人と人。
陣内家の大家族を中心に世界中の人たちが集まって、その身や想いを託して、AIの強力な支配に打ち勝った。
それを動かすのが人である限り、その舞台が現実でも仮想でも、意識を持って協力することができるという人の本質は変わらなかったということですね。
一件落着!
後々思えば、ちょっと一族の中にすごい人材・機材が集まりすぎてた感もあったけど(笑)
それを言ったら、主人公のケンジくんもそうか。
惜しくも数学オリンピック日本代表落選て。数字の才能スゴすぎでしょ。
あと何気に友達のサクマくんもスゴくなかった?
下っ端の下っ端の下っ端・・・だっけ?メンテするだけの人にしては大活躍してたと思ったよ?
最後のケンジくんとナツキちゃんの初々しいお似合いっぷりも、このアニメの締めと爽やかさに一花添えてます。
地味に私の大好きな柴犬が可愛かったのも良かった。
いやー
何となくだけど、昔の自分の夏休みを思い出したなー
こんな素敵体験なんて何もなかったけど。
とにかく、夏にピッタリの朝顔が似合う清々しい映画です。
好きな映画は何度観ても面白い。
録画を消さずに来年にでもまた観ようかな。
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