【ゴルフ】改め2015年マスターズの感想

先日今年のマスターズを観終わってすぐの興奮冷めやらぬ簡易記事は書きましたが、改めてもう少しだけ感想を書きたいなと思います。

まだ書くのかって？
だって、面白かったんだもん！！

（しかし我ながら最近ゴルフネタが続いてんな～w）

◆ できすぎのようなストーリー

私はゴルフ好き歴がまだまだ浅いもので、失礼ながら正直、あまり古い歴代のチャンピオンなど、名前や顔を知らない方というのは結構いらっしゃいます。

今回、最後のマスターズと表明して出場されたベン・クレンショーという選手も、最初存じ上げておりませんでした・・・

聞けば米ツアー通算19勝、マスターズも2度優勝という華々しい記録。
今回が44回目の参戦となるそうです。

このクレンショーさんの最後の18番ホールは、過去を知らない私でも感動ものでした。
これがマスターズ特有の雰囲気なのかと。

そして、私の言いたい話はここからですけど、
今回本戦前の練習ラウンドで、このベン・クレンショーとタイガー・ウッズ、さらにジョーダン・スピースが一緒にまわったらしいのです。

マスターズが終わった今、この3人の関係がなんだかとても感慨深くて。

ベン・クレンショーとジョーダン・スピースは、放送中にも言われていましたがどちらもテキサス州出身の同郷同士。
テキサス州の直近最後の優勝者はこのクレンショーらしいですよ。

そしてクレンショーが去る今大会で、スピースが優勝する。
まるでバトンを渡されたように。

そして次に、ベン・クレンショーとタイガー・ウッズ。
この2人の関係というのは、クレンショーが2回目の優勝を果たした1995年のマスターズが、ウッズがアマチュアで初出場したマスターズだそうなのです。

95年の優勝者をその場で見たであろうウッズは、その後のゴルフ界を席巻しましたが、ここ最近はしばらく低迷し休養していました。
でも、クレンショー最後のマスターズで復活を遂げた。

・・・。
なんか、ドラマチックじゃないですか？！
なにこのできすぎくんみたいなストーリー！！

ゴルフっておもしろいですね。

◆ ジョーダン・スピースとタイガー・ウッズの会話

最終日の練習レンジで、スピースが隣の打席で練習していたウッズに自分から歩み寄って話しかけ、短いながらもしばらく会話していた様子が映ってましたよね？

あれすごい気になるんですけど！
解説の中嶋さんも言ってたけど、私もすごい気になります、えぇ！

一体何を話していたんだろう？？？

ウッズが優勝したときの経験から、何か心理的なアドバイスでももらいにいったのかな？
なんて勝手に妄想しています。

どこかで記事になっていないかなと思って、さっき少しだけネット検索してみたけど、何も出てこないし分かんなかった。。。

◆ とにかく役者揃い

こう言ってはなんですが、私はタイガー・ウッズは今回のマスターズも出場できないんじゃないかと思っていたし、したとしてもそんなには期待できないと思っていました。

だから、出場のニュースを聞いたときは驚いた。
そして私自身はリアルタイムで見てはいなかったけど、ウッズの昔の絶頂期を知る人たちがウッズに寄せる期待感をひしひしと感じて、この人はやはりスターなんだと改めて思いました。

ちなみにジョーダン・スピースは最初から注目の1人でした。
何といっても昨年2位タイですしね、それにマスターズ直前までの米ツアーで3戦連続優勝争い（うち1勝）していましたし、好調なのは明らかでしたからね。

そして言わずもがな、グランドスラムの言葉とともに語られるローリー・マキロイやフィル・ミケルソンも人気の選手です。

この2人については、マキロイは期待していたものの、2日目の途中時点で3オーバーまで落ちて予選落ちの危機。
ミケルソンは失礼ながら昨年の予選落ち同様にあまり期待はしていませんでした。

で、最終的に今挙げた全員が予選を通過し、どこかしらで上位や優勝争いをしていた。

こんな豪華な競演になるなんて1日目や2日目の時点では思わなかったよ！

あ、ジャスティン・ローズを別に無視しているわけではないですw
ちょっと他の華々しすぎる人たちを先に書いていたら、漏れてしまっただけで。

彼もメジャー取ってて強い選手だと思いますし、今回3日目の最後らへんからの追い上げは特に見ていてワクワクしました。
良い塩梅にスター選手の中で優勝争いをしてくれて、存在感を出していた1人だと思います。

もちろん他にも過去の勝者であるアダム・スコットやバッバ・ワトソンも混ざってたらさらにすごかったけど、そんなにいつも優勝争いできたら苦労しないもんね。

あとリッキー・ファウラーも昨年のメジャー大会の勢いでもっと上位に絡んで欲しかったな。
あとジェイソン・デイとかセルヒオ・ガルシアとかダスティン・ジョンソンとか・・・言ってたらキリないか。

◆ 何といっても松山英樹！

あえてさっきの項では触れませんでしたけど。

やっぱり日本人選手が活躍すると、応援にも熱が入ってしまうし面白くなるよね！！

一番TVの前で声出ちゃってましたもん。
パターで「入れ！」とかセカンドやアプローチで「入っちゃえ！」とか。

彼の場合も、昨年のことがあるので、正直言うと今年もあまり過度に期待はしないでおこうと思っていました。
と言いながら多分心のどこかで何か想像を超えてくる結果を出してくるんじゃないかと、淡い期待を持ってはいたと思います。

なんせあの松山ですから。
期待せずにはいられない。

3日目までは悪くはないけど良くもない（マスターズで20位以内ぐらいとかでも十分すごいけどね？）、ちょっと地味な活躍の印象でした。

それが、あの最終日ですよ！

1個バーディーはあったもののずっと我慢が続いたフロント9からの、怒涛のバック9！

特に13番のイーグルは本当にシビれました。
アーメンコーナーで3つ伸ばしですよ。すごい。

18番もちゃんとバーディーで締めて、パトロンの方々からスタンディングオベーションを受ける風景は、見ててこっちが嬉しくなるものがありました。
あと、大会最後に流れてたマスターズ全体のスーパーショット集に、松山の3日目8番のチップインイーグルが入ってたのも嬉しかったね。

マキロイが最後にバーディー取らなければ、日本人最高位タイの4位だったけど、最終的には5位。
でも充分すごい追い上げで楽しませてもらったし、マキロイも好きだから文句言えないや。

今後も期待せずにはいられないですね、松山英樹くんには。
マジに世界基準の男です。

そんなこんなで・・・

興奮を思い出すがままに感想を書いていたら、そこそこ長くなっちゃっいました。
なので、この辺で終わりにしたいと思います。

最後にマスターズ公式サイトからキャプった松山の最終日のスコアを貼っておきます。
記念スよ記念。

ちなみに私、がっつりマスターズ見るようになったのはこれで2回目のヒヨっこですwww

それでは～